思い出の旧1号館
水彩画でよみがえる、旧1号館の風景
ホームページのこれまでの表紙を飾った旧1号館の風景をご覧ください。
これらのなかから選んだ絵をもとにした絵はがきセット「Memory of Ferris 旧1号館 の思い出」(2種。各5枚組)も同窓会室で販売しております。
(画・文 高柳馨子 1979卒)
1号館とツツジ(2015.4)
この春も、同期と懐かしく山手の桜を楽しんだ。桜吹雪の後は、ツツジの出番である。
在学時よりも大きく育った正門脇の植え込みは、山手通りを行く人々の目を奪う。何十年も変わらない景色が、そこにある。
花の季節、港から聞こえる汽笛と共に、散策へ出掛けよう。
1号館とツツジ(2015.4)
雪の1号館(2015.2)
雪の1号館(2015.2)
懐かしい友に便りを出した。「立春とは名ばかりの…」文字通り、まだまだ寒い日が続く。
時折白いものがチラつくと、凍結注意のニュースを聞き、建設中の新2号館の様子が気に掛かる。春と共に、新校舎の完成を待ちわびながら、皆と工事の無事を祈る。
夕暮れの中庭 クリスマスツリー(2014.11)
1号館が建て替えられた今でもこの木が残っているのは嬉しい。街を華やかに彩るイルミネーションも良いが、母校のクリスマスツリーはやはり別格だ。
2期工事中は訪れる機会も減り寂しい限りだが、今度のクリスマス礼拝では、友と懐かしく眺めて来よう。皆で賛美歌を唄い、今年一年の無事をまた、感謝して終わりたい。
夕暮れの中庭 クリスマスツリー(2014.11)
中庭 階段(2014.09)
中庭 階段(2014.09)
毎年、皆で並んでクラス写真を撮った中庭の階段。初めてフェリスを訪れた際、最も印象に残ったその場所は、2号館工事中の今、殆どなくなっていた。新体育館は竣工し、奉献式が行われたと聞く。
懐かしい風景が消えていくのは寂しいが、母校は時代ごとに確実に変化し、また我々を迎え入れてくれる。
旧1号館と紫陽花(2014.5)
「季節は、いつが好き?」子どもの頃は迷わず、長期休みのある夏だった。今なら、花が咲き競う春か、紅葉の時期だろうか…。
梅雨時は、候補にも上がらないが、雨に映える紫陽花は好きだ。
薔薇や牡丹のような華やかさは無い。花言葉は「移り気」だが、"良い意味で"あの多彩な様は「斯くありたい」と思わせる、なかなか魅力的な花である。
旧1号館と紫陽花(2014.5)
通用階段の桜(2014.4)
通用階段の桜(2014.4)
各地で開花の便りが届き始めると、山手の桜に思いを馳せる。
私には、一年の計は元旦ではなく、新年度の始めにあるような気がして、毎年気持ちを新たにこの時期を迎える。
入学式まで持ってくれると良いのだが…。満開の桜の下、新入学おめでとう!