思い出の旧1号館
水彩画でよみがえる、旧1号館の風景
ホームページのこれまでの表紙を飾った旧1号館の風景をご覧ください。
これらのなかから選んだ絵をもとにした絵はがきセット「Memory of Ferris 旧1号館 の思い出」(2種。各5枚組)も同窓会室で販売しております。
(画・文 高柳馨子 1979卒)
中庭 雪掻き(2014.01)
いよいよ受験シーズンである。首都圏は雪に弱く、試験当日は心配が絶えない。
よく友と語るのは、「あの日“縁”があり、こうして出逢えて良かったね」ということ。
大学入試の後輩たちは勿論だが、フェリスと受験する小学生も皆、万全の体調で実力が発揮されることを願ってやまない。
中庭 雪掻き(2014.01)
カイパー講堂 クリスマス燭台(2013.11)
カイパー講堂 クリスマス燭台(2013.11)
年々思うことだが、時が経つのは早い。友人達共に、今年もクリスマス拝礼に臨む。
今まで以上に、旧交を温めた一年であった。あの頃と同じように、同期の言葉に随分と励まされ、力を貰った気がする。
フェリスの仲間を始め、自分を支えてくれた全てに感謝する、師走である。
体育館(その2)(2013.09)
いよいよ工事が始まった。そこで過ごした卒業生にとっては、少し寂しい気もする。が、新校舎同様に、後輩たちが生き生きと活動するであろう新体育館もまた。楽しみである。
今年のフェリス祭は運動部だった友人を誘い、懐かしい体育館を目に焼き付けに出かけよう。
体育館(その2)(2013.09)
駅舎より、体育館を望む(2013.04)
駅舎より、体育館を望む(2013.04)
あの頃と変わらぬ風景。根岸線を利用する度、懐かしさに包まれる。
その体育館が建て替えられるという。
場所も第二グラウンドに移るため、この眺めもあと僅かだろうか…。
旧1号館、そして新校舎が多くの方々の支えで建てられたように、自分もその一助になりたいと思う。
カイパー講堂前(2013.3)
卒業式シーズンである。ここ数日、山手界隈でも何校かで旅立つ姿を見掛けた。六年間で幾度、この扉を開けたことだろう。友と歌う最後の讃美歌は、感慨深いものだった。
校舎は替わっても、恩師を始め、母校は常に我々を待っていてくれる。縦横の同窓生の繋がりも有り難く、私学の良さを実感する。
カイパー講堂前(2013.3)
中庭のクリスマスツリー(2012.12)
中庭のクリスマスツリー(2012.12)
毎年のことながら、慌ただしい師走である。街中のイルミネーションに、ホッと和まされる。
我々の頃は通用階段横の木に単色の電飾で、位置的にも目立たず、現在のような華やかさはなかった。だが、灯りが点くとクリスマスを実感し、嬉しくなったものだ。
それぞれの祈りを胸に、クリスマス、そして新しい年を迎えたい。