https://youtu.be/ts2IWrdtkpw
第1部
♪おんがく 作詞:まど みちお 作曲:木下牧子
「かみさまだったら みえるのかしら みみをふさいで おんがくをながめていたい…」
オープニングは、祈りにも似た美しいハーモニーのアカペラです。詩人まど・みちおの歌詞は、全身の五感を開いてその形、色、香り、味を感じたいという、「おんがく」への愛おしさに溢れています。私たちが愛してやまない「おんがく」の姿を、五感で感じてください。
♪リフレイン 作詞:覚 和歌子 作曲:信長貴富
軽やかなリズムに乗った主題が、歌詞とリンクするように、各パートで繰り返し展開されます。繰り返される命や営み、でもその「今」は一度きり、という歌詞は、もともと子供たちのために書かれたものですが、私たち大人にこそ響く内容です。みんなで心をひとつにし、美しい和音を奏でるフィナーレに注目です。
♪紅葉
♪村祭 作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 編曲:Bob Chilcott
合唱曲の作曲を多く手がけるイギリス人ボブ・チルコットは、親日家としても知られています。何度も来日を重ね、日本の曲を編曲するという企画を実現させました。お馴染みの曲が、複雑で動きのあるハーモニー、洒落た伴奏によって、見たことのない表情を見せてくれます。彼が仕掛けた素敵なサプライズをお楽しみください。
♪春 作詞:新川和江 作曲:信長貴富
16歳という多感な時期に終戦を迎えた、詩人の新川和江。この詩はその頃に書かれたもののようです。苦しみや悲しみと決別し、前を向いて未来へ踏み出そうという意志と情熱が、輝かしくも力強い春の息吹になぞらえられています。詩を際立たせるドラマチックな曲調は、作曲家・信長貴富の真骨頂。私たちの心の琴線に触れる名曲です。
♪言葉は 作詞:谷川俊太郎 作曲:信長貴富
当代きっての詩人・谷川俊太郎と人気作曲家・信長貴富は、タッグを組んで沢山の合唱曲を生み出してきました。そのひとつであるこの曲は、長年言葉と向き合ってきた詩人の、言葉への深い理解と愛情に貫かれています。人々の心を結ぶ「言葉=歌」を、流麗なメロディーに乗せて届けます。
第2部
♪I Will Follow Him “Chariot” (アイ・ウィル・フォロー・ヒム “愛のシャリオ“)
♪Hail Holy Queen (ヘイル・ホーリー・クイーン)
サントラ『天使にラブソングを』より
1992年公開のアメリカ映画『天使にラブソングを』は世界中で大ヒットし、ミュージカルにもなりました。この2曲は、主人公率いる修道院の聖歌隊が歌う劇中歌。1曲目は1960年代にヒットしたポップスを、2曲目は伝統的な聖歌をゴスペルとしてアレンジしたものです。お堅い修道女たちがグルーヴ感溢れるゴスペル隊に変身する驚きを、ここで再び!
ぜんぶ 〜ア・カペラ版〜 作詞:さくらももこ 作曲:相澤直人
『ちびまるこちゃん』の漫画家・さくらももこは、実は優れた言葉の使い手であり、多くのエッセイや詩を残しました。平易な言葉で紡がれた温かい詩は、全ての人の心を打つはずです。その詩に寄り添うような優しいハーモニーを、心と耳をすませて聞いてみてください。
♪信仰
♪希望
♪愛 作曲:ロッシーニ 訳詞:富岡正男 編曲:鈴木一郎
オペラの作曲家として知られるロッシーニですが、この3部作は、「信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る」という聖書の一節を題材とした宗教曲です。正統的な手法を踏まえながらも、バッハやヘンデルとは違う軽やかさや華やかさがあります。カイパー講堂に相応しい、神を讃える美しい曲で今日のステージを締めくくります。
第24回カイパーサタデーコンサート |
9月28日(土)に第24回カイパーサタデーコンサートが開催されました。 |
プログラム |
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タイトル
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動画公開のお知らせ ~第24回カイパーサタデーコンサート~当日の動画は以下のリンクよりご視聴いただけます
https://youtu.be/ts2IWrdtkpw