フェリス白菊会 フェリス女学院中学校高等学校同窓会

思い出の旧1号館

水彩画でよみがえる、旧1号館の風景

ホームページのこれまでの表紙を飾った旧1号館の風景をご覧ください。
これらのなかから選んだ絵をもとにした絵はがきセット「Memory of Ferris 旧1号館 の思い出」(2種。各5枚組)も同窓会室で販売しております。詳しくはこちらから。

(画・文 高柳馨子 1979卒)

カイパー講堂(2012.10)
あの暑さは何だったのだろう。秋の訪れを感じると、間もなくフェリス祭である。
学校全体が最も活気に溢れる時期。在学中、本当に楽しみな行事であった。
カイパー講堂は建て替わっても、そこで表現される熱い思いは変わらない。今年も長椅子に座り、後輩達のステージを楽しませて貰おう。
礼拝堂のステンドグラス(2012.07)
梅雨明けとともに、夏休みが始まった。
合宿や友人宅でのお泊まり会、そして家族旅行等、この時季の思い出は尽きない。
生徒のいないカイパー講堂で、ステンドグラスのキリストが静かに見守る。
充実したひと夏を過ごし、皆、元気に9月を迎えて欲しいと祈る。
ツツジ咲く頃 中庭(2012.05)
早いもので、新年度がスタートしてひと月が経った。それぞれが期待を抱き新たな気持ちで臨む姿は、中庭の緑が萌える様と重なる。彩りを添えるツツジとのコントラストが、また良い。
風薫る5月、山手の丘にも爽やかな風が吹き抜けて行く。
カイパー講堂のデイジーオルガン(2011.12)
完成後カイパー講堂で初めての、クリスマス礼拝に出席した。厳かなオルガンの音色、隣から美しい歌声が流れる中、臆せずに讃美歌を歌えるのも六年間の賜物か…。懐かしいメロディーに包まれる。
あの頃と変わらず優しく射し込む光。来年は明るい一年であって欲しいと願う。
木漏れ日の生徒玄関(2011.10)
憎らしい程照りつけていた太陽も、優しい木漏れ日となって来た。緑も少しずつ彩度を落とし、秋の訪れを感じさせる。 中庭の木々が色づく頃のフェリス祭では、この生徒玄関が多くの方を迎え入れていく。
光差し込むカイパー講堂(2011.07)
その名が示すように、関東大震災当時の悲しみと希望を象徴する礼拝堂である。
重厚な佇まいは日々の礼拝を支え、学校生活の中心的な存在でもあった。大きな南窓から差し込む光は、鮮明に残る在学中の記憶の一つである。
正門脇のつつじ(2011.06)
リボンの結び方もぎこちないJ1を見掛けると、年度始めを強く意識する。
この春は誰もが皆、特別な思いで迎えたことだろう。咲き誇るつつじも傍らの雑草も、命あるもの全てが愛しく感じられる。
大切な人が側にいて、今日もまた当たり前の日常が送れる事に感謝せずにはいられない。
カイパー講堂へと続く二階廊下(2011.02)
南窓から差し込む光が眩しい。
受験生だったあのときの緊張感、毎朝の礼拝、いろいろな思いを抱いて通った廊下である。
壁に掛かった聖母子像の複製画は随分と色褪せたけれど、あの頃の記憶は今も鮮やかに蘇る。
中庭より 夕景・富士山(2010.12)
在学中、最も印象に残る情景の一つが、中庭から見える夕暮れの富士である。
驚く程早くなった日の入りに、急かされるように降りる通用階段。遠く正面に聳えるシルエットは、脇に丹沢山系を従え、実に雄大だ。朝に見る優雅さとはまた違った趣があり、我々を魅了する。
作り付け机が並ぶ教室(2010.09)
記録的な猛暑の夏休みが明け、漸く秋の気配が感じられるようになった。
夏の間ひっそりと静まり返った教室に、それぞれいろいろな体験を重ねた生徒達が戻って来た。また賑やかな声が響き渡り、期末試験を経てフェリス祭へと、”実りの秋“を迎える。